はじめに
“まず自らを正すことを第一とし、誰が正しいかではなく、何が正しいか”
CRT日本委員会では“まず自らを正すことを第一とし、誰が正しいかではなく、何が正しいか”という考えに基づき、公平性・中立性を重んじ、以下4領域の活動を相乗的に回すことにより企業価値向上につながる効果的かつ効率的なCSR/サステナビリティの実践を支援しています。
CSR活動:日本産業界におけるCSR/サステナビリティの普及・浸透を推進する活動
PSR活動:公正な社会の実現を担う人財を育成する活動
セミナー:世界の情報を日:世界の情報を日本に取り入れ、日本の意見を世界に発信する活動
国際協力活動:グローバルなネットワークを構築する活動
当会のCSRへのアプローチ
近年、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。企業活動の社会や環境に与える影響がプラス、マイナス両面において増大するなかで、責任ある社会の一員として、企業に対しバリューチェーン全体での自社の影響の把握と対応を求める声が一層高まっています。また、企業評価の基準が変化し、企業は財務面だけでなく、CSR/サステナビリティへの取り組み(ESG: Environment, Social, Governance)によっても評価されるようになっています。
そのような中で、CRT日本委員会では、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」(以下、国連指導原則)の企業における実践に焦点を置き、グローバルなイニシアティブ団体とのパートナシップのもと、包括的な取り組み支援プログラム(サステナブル・ナビゲーション)を構築してきました。当会のアプローチの特徴は、「企業における効果的・効率的な実践を可能にする」ということにあります。人権リスクアセスメントやインパクトアセスメントといった顕著な課題の特定支援はもちろんのこと、ステークホルダーエンゲージメントに向けた協働プラットフォームの提供や特定された課題への対処を可能とするツールの提供(BluenumberやSedexといったパートナー組織との協働)も行い、国連指導原則で求められる人権デューディリジェンスの企業における実践を支援しています。今後は、国際的に求められる経営の意思決定への「ビジネスと人権」の統合を支援すべく、ESG投資と関連付けた取り組みも強化していきます。
サステナブル・ナビゲーション
各ステップの詳細についてはこちらから
CRT日本委員会の強みと特徴
1. 国内外の様々なイニシアティブ団体とのネットワーク
国内外のイニシアティブ団体とのネットワークを活用し、最新のグローバルCSR/サステナビリティ動向を把握し、最適なサービスを提供します。
2. アクションにつながるコンサルティング
グローバルな最新動向に基づきCSR/サステナビリティの潮流を見据えた最良の戦略を立案し、実行に移すための具体的な計画を検討、実践レベルに落とし込むコンサルティングを行います。
3. ルールメイキングへの参加と情報発信力
欧米主導で議論が進みがちなCSR/サステナビリティ界において、ルールメイキングの場に積極的に参加することで、受身の姿勢に徹することなく、日本の意見や価値観を積極的に発信します。
4. 公平性と中立性
グローバルな情報や教育プログラムを、公平かつ中立の立場から、日本語で正確にお伝えしています。また、共通の目的の実現をめざし、様々な団体と積極的に協働しています。