トピックス
※2014年度の活動で取りまとめた「業界毎に重要な人権課題(案)」へのパブリックコメントの募集を開始しました。こちらから。
※2014年度のステークホルダー・エンゲージメントプログラム(人権デューディリジェンス・ワークショップ)を実施中です。詳細はこちらをご覧下さい。
※ビジネスと人権に関する当会事務局長の石田寛のインタビュー記事が、「生産性新聞」4月5日号に掲載されました。こちらから。
※「業界毎に重要な人権課題(第二版)」を公表しました。こちらから。
※人権デューディリジェンス・ワークショップの取り組みが、“Business & Human Rights Resource Centre”の機関誌“On the Horizon”に取り上げられました。こちらから。
ステークホルダー・エンゲージメントプログラムについて
ステークホルダー・エンゲージメント・プログラムは、マルチステークホルダーの対話と協働を通じて、自社に関連する人権課題をどのように特定し、対処していけばよいかを実践的に議論するプログラムです。
当会では、最新のグローバルなCSR動向を把握し、日本における課題を見極め効果的なCSRの展開をサポートすべく、特に欧米において企業に対して大きな影響力を持つ、国内外のCSRイニシアティブ団体とのネットワーク強化を図ってきました。その中で、日本においては、社会課題を共に特定し、ベストプラクティスを共有するとともに国内外に向けて発信し、企業・国や地域を超えた協働を模索するプラットフォームがないことに問題意識を感じ、マルチステークホルダーの対話と協働の場として「ニッポンCSRコンソーシアム」(※)を立ち上げ、そのプログラムの一環としてステークホルダー・エンゲージメント・プログラム(当時は人権デュー・ディリジェンス・ワークショップ)を2012年より開始しました。
ステークホルダー・エンゲージメント・プログラムでは、当初より、昨今、CSRの重要課題として対応が求められる「人権」をテーマにとりあげ、自社に関連する人権課題をどのように特定し、対処していけばよいかを、特に業界ごとに重要となる人権課題の特定に焦点を置き、実践的に議論しています。また、プログラム内で議論した内容および抽出した課題については、グローバルにパブリックコメントを求め、その内容を反映した上で「業界毎に重要な人権課題」として最終的に取りまとめ発行しています。
※「ニッポンCSRコンソーシアム」はマルチステークホルダーが集う場としての枠組みの名称であり、組織体ではありません。
これまでの活動
本プログラムへの国際的な評価
2012年に開始した本プログラムは、国連関連機関をはじめとする国内外のCSRイニシアティブ団体から、「欧米とは言語や宗教、文化背景が異なる日本においてビジネスと人権というテーマで議論を行い、合意形成を目指した取り組みは、日本やアジア地域のみならず全世界に影響を与えうる」という評価と、今後の展開を期待する旨のコメントをいただいております。 さらに、この活動と関連し、2013年9月および2014年3月、9月の3回にわたり、国連「人権と多国籍企業及びその他の企業の問題」に関するワーキンググループとの共催で「CSRリスクマネジメントに関する国際会議」を東京で開催しました。また、2013年12月には、OHCHR(国連人権高等弁務官事務所)が主催する第2回ビジネスと人権フォーラム(ジュネーブ)において取り組みを発表し、反響を得ました。
お問い合わせ・ご相談は
お問い合わせおよびご相談は、こちらのお問い合わせフォームよりお願いいたします。
お問い合わせフォームが利用できない場合は、までご連絡下さい。
後ほど当方よりご連絡をさせて頂きます。