概要
実践経験豊かなメンターの監修のもと、「世界を知る」を肌感覚で体得できる機会。世界のマジョリティーの実情に触れ、多様性の中でのリーディングの難しさをリアルに感じるフィールド・ワーク(アジア)と、多様な世界に対し、特定の(自らが準拠しやすい)基準をスタンダードとするためのルールメイキングを仕掛けている人々の考え方や行動を垣間みるフィールド・ワーク(ヨーロッパ)の2種類の体験を通じ、“多様性の中で信頼のおける関係性を構築し、自らのゆるぎない軸をもって物事を判断・決断しリードする”ということを、実際の現場でどのように展開するのか?を、メンターの言動を間近で見ながら学ぶことができる。
時間 | 7日間/回 年に2回の実施予定 **アジア、欧州で1回ずつを想定 |
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人数 | 最少4名から実施可能〜最大8名まで |
対象者 | アドバンス・プログラムの修了生及び現受講生が対象 部課長クラス(30代後半~50代) |
参加者の声
欧州支社代表 K.K.様
フィールドワークに参加したことで、人権・サステナビリティに対する取り組みは100%を目標とするとハードルが高すぎるが、リスクの高い可能性があるポイントから、トライアル and エラーで取り組みを始めることが重要だという認識に変化した。欧州でルールが作られている現場を訪れ、そこで実際にルールを作って広めている中心人物と会い、本人たちから考え方のエッセンスを聞けた体験がもっとも印象に残った。対立している組織をwin-win(共生)の方向へ導く際に、Cauxが主導してきた“場”の提供のやり方とそのファシリテーションの手法が活かせると、改めて感じた。通常の業務の延長上ではまったく会う事のない数多くの人物と、通常では入れない場所で新たに出会うことができたのは、自身の人生においても非常に有意義であった。
経営企画 D.N.様
一貫したテーマでフィールドワークできたことにより、人権やサステナビリティに対する理解が深まると同時に、そのルールメイキングの現場に触れることで、アナロジーとしてのコモンセンスを形成する際のヒントを得ることができた。ファクトの捉え方は、どの切り口(面)できるかによって異なってくること、それによって、スタンスの取り方も異なるという点が、もっとも印象に残った。今回の経験により、今後はより広く事実を捉えようと考えるようになると自身に期待したい。
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