Sedex
(サプライヤーエシカル情報共有プラットフォーム)
CRT日本委員会は、2015年2月よりSedexとパートナーシップを締結し、Sedexの日本代理店として、日本企業におけるSedexの導入をサポートしています。
1. Sedexとは何か?
2001年にイギリスの小売業者や監査会社を中心に設立したNPO会員組織です。自社及びサプライチェーンを含む社会・環境面に配慮した責任ある事業慣行の推進を目指し活動しており、現在、世界150カ国、35以上の業界で50,000以上の企業や組織がSedexの会員となっています。国際的に非常に認識が高く、多くのグローバル先進企業がSedexに入会しています。日本でも1000社以上が会員となり、近年急速に認知度が高まってきています。
Sedexは世界最大の電子オンラインプラットフォーム、グローバル基準のCSR自己評価アンケート、Sedex独自の監査スキーム(SMETA)等を提供しています。Sedexの会員は、電子プラットフォーム上で自社のCSR自己評価アンケート結果や監査結果を共有することができます。こうすることで、重複するアンケートや監査を軽減し、社会・環境面に配慮した事業活動を推進していくことを目指しています。
Sedexは会員に対して遵守を求めるSedex方針・基準を策定していません。また、監査機関ではありません。最後に認証サービスを実施し、認証書を発行していません。
こちらからSedexの概要に関する資料をご参照いただけます。
2. Sedex入会のメリットとは?
【バイヤー/顧客】
グループ会社で入会することで、1つのアカウントに連結対象の子会社を登録することができます。また、各地域の子会社のサプライヤーをSedexの電子プラットフォーム上で紐づけることにより、1つのアカウントでグループ会社の自社工場およびグローバルなサプライヤーの工場を管理することができます。
【サプライヤー】
Sedexが提供する電子プラットフォーム上で、Sedexアンケートの回答内容や監査結果を複数の顧客と共有することができます。こうすることで、各社各様なサプライヤー調査表への回答や監査の実施を軽減することができ、改善に向けた取り組みを促進していくことができます。
3. Sedexの会員タイプ
SedexはA会員、AB会員、B会員の3種の会員タイプを設けています。入会を希望する会社・組織は、Sedexが提供するサービスの使用方法に応じて、会員タイプを選択することができます。
会員 | 主な会員対象 (ご参考まで) |
サービス内容 | 会費 詳細はこちら |
A会員 | 小売業者、商社、政府系組織、NGOs | ・他の会員の情報の閲覧 | 連結売上高に準じる |
AB会員 | 製造業、メーカー、サービス事業者 | ・他の会員の情報の閲覧 ・バイヤーと自社の情報を共有 |
連結売上高に準じる |
B会員 | 原料・包材等のサプライヤー、サービス事業者 | ・バイヤーと自社の情報を共有 | £119.00GBP(年会費) |
4. Sedexに関する資料
5. Sedexのホームページ
Sedexのホームページはこちら。
Sedexに関するお問合せ
経済人コー円卓会議日本委員会(CRT日本委員会)
担当:和田
Email: info[@]crt-japan.jp
Sedex日本ヘルプデスク
Email: helpdesk@sedex.com
TEL: 0120-241-013