経済人コー円卓会議日本委員会とSedex、日本における責任ある調達の推進に向けたパートナーシップを締結
【2015年2月11日 ロンドン・東京】
グローバルサプライチェーンにおける責任あるビジネス慣行の実現を目指し世界を牽引するSedex(本部:ロンドン)と、ビジネスを通じ社会をより公正で透明性の高いものとすることを目指し活動する経済人コー円卓会議日本委員会(本部:東京 以下、CRT日本委員会)は、CRT日本委員会がSedexの日本における代表窓口として任命されたことを発表いたします。
Sedex とCRT日本委員会は、アジアにおける責任ある調達への意識向上や、サプライチェーンの透明性向上に向けた企業支援における数年来の協業を経て、今回のパートナーシップの締結に至りました。CRT日本委員会は、本パートナーシップ契約に基づき、Sedex日本会員向けのアカウント管理サービスや日本語でのトレーニングの提供、また、新規事業の展開のほか、アジア地域におけるイベントの開催を行ってまいります。
Sedexのアクティング・ジェネラル・マネージャーのトム・スミス氏は「私たちはCRT日本委員会がSedexの日本における代表窓口となることをとても嬉しく思います。」とし、「現在、Sedex会員(約37,000社)の40%以上がアジア地域で操業しており、私たちはアジア地域のサプライチェーン全体で責任ある調達への関心の高まりを実感しています。私たちはCRT日本委員会と緊密に連携することで、アジア地域における会員支援サービスの質を向上させ、アジア地域においてSedexブランドへの認知を高めることができると期待しています。」と述べました。
CRT日本委員会 事務局長の石田寛は、「私たちはSedexの日本における代表窓口として任命されたことを光栄に思っています。私たちは、実践的かつ効果的な支援サービスの提供を通じて、日本企業のサプライチェーン全体でのサステナビリティへの取り組みを強化・促進し、アジア地域における事業拡大を支援することを目標としています。日本企業にとって、倫理的なサプライヤーデータを管理・共有する世界最大のプラットホームであるSedexへの参加は、アジア地域におけるサステナビリティの実現に向けたサプライチェーンの革新を促進する上で大きな強みとなるでしょう。私たちは、より多くの企業がSedexのグローバルプラットフォームへアクセスし、活用できるよう支援していきます。」と述べました。
<本件に関するお問い合わせ先>
Sedex
Mark Robertson, Head of Communications
+44 (0)20 7902 2328
mark.robertson@sedexglobal.com | Twitter: @SedexCSR
CRT日本委員会
和田 浩揮
Sedexについて:
Sedex (http://www.sedexglobal.com/)はグローバルサプライチェーンにおける倫理的で責任あるビジネス慣行の実現を目指し、世界中のバイヤーおよびサプライヤーとの協働を促進する非営利団体。協働の促進、透明性の向上、サプライヤーにおける取り組み水準の向上において求められるキャパシティービルディング(能力開発)をミッションに掲げる。倫理的なサプライチェーンデータを管理・共有する世界最大のプラットホームを有し、グローバル企業のサプライチェーンマネジメント(サプライチェーンリスクの理解、監視、管理を通じた取り組み水準の向上)を可能とする最先端のサービスを提供。現在、主要な先進企業を含む36,000社以上(バイヤー、サプライヤー、監査会社)を会員に持つ。
CRT日本委員会について:
経済人コー円卓会議(CRT) (http://www.cauxroundtable.org/) はビジネスを通じて社会をより自由かつ公正で透明なものとすることを目的としたビジネスリーダーのグローバルネットワーク。よりよいグローバル社会の実現を目指し、政財界のリーダーと共に戦略やマネジメントツールの開発・実践に取り組む。
経済人コー円卓会議日本委員会(https://crt-japan.jp/)は、日本において、CSRの企業戦略およびマネジメントシステムへの統合に向けた企業支援に取り組む。2012年からは、サプライチェーンを含む事業活動を通じた人権への負の影響について議論するマルチステークホルダープラットホームを運営する他、グローバルなネットワークを活用して人権への負の影響を管理・把握するためのツールを提供している。