<CRT共催イベントのご案内>2月16日(木)17日(金)にて「2016年度GAPシンポジウム」を開催致します。
<開催趣旨>
世界共通の課題である「持続可能な社会づくり」は、農業の価値観も変えることになり、グローバル社会で期待される農産物の品質も変化しています。EU夏野菜の基地であるスペイン・アルメリアの農業関係者は、これまでの「姿かたち、味、鮮度」に加えて、「農産物の特性、フードセーフティー、生産方法、トレーサビリティ、環境への取組み、社会的責任などの認証」が重要な要素であると考えています。そのために行う事は、生産者に対するGAP教育と、生産組織によるGAP農場の統一的管理です。農協では、最終利益の増大という目標に向けて、生産現場を含んだ全体を統合的に管理する「農産物バリューチェーン」を構築し、家族経営の枠を超えた組織としての一貫したコスト計算や、作業の機能配分の合理化などにより、「農業分野における最終利益を増大させる」ことを目標にしています。アルメリアと同じように零細農家がほとんどの日本の農業経営体が、どうすれば農産物バリューチェーンを構築できるのか、先進事例に学び、実現の手法について議論を深めます。
日 時:2017年2月16日(木) 10:50~17:30 /情報交換会 17:30~19:00
2017年2月17日(金) 9:20~16:30
会 場:東京大学弥生講堂
テーマ:GAP実践と農産物バリューチェーン
定 員:200名
参加費:一般 15,000円、会員 10,000円、学生 2,000円(税込)
情報交換会参加費 3,000円
展 示:企業等による情報展示(開催期間中)
主 催:一般社団法人日本生産者GAP協会
共 催:農業情報学会、
特定非営利活動法人水産衛生管理システム協会、
一般社団法人GAP普及推進機構、
特定非営利活動法人経済人コー円卓会議日本委員会
本シンポジウムの内容は下記リンクをご参照ください。
http://fagap.or.jp/seminarsymposium/sym201702/program.html
<参加申込みフォーム>
お申し込みは、こちらの申込みフォームにてお申込みいただくか、参加申込書へ必要事項を記入の上Email(mj@fagap.or.jp)またはFAX(029-856-0024)までお申し込み下さい。
本シンポジウムの関連は職種・業種を問いません。食・農・環境に関わる全ての方に広くご案内下さい。
また、情報交換会では、都道府県の行政やJAグループの担当者間や異業種間での情報交流が活発に行われています。こちらもぜひご参加ください。
昨年から今年にかけて、様々なメディアや議員がGAPやGLOBALG.A.P、オリンピッ
ク・パラリンピックの食料調達基準などについて取り上げられるようになり、GAP
への注目が一層高まってまいりました。一方で、その内容を見ると、正しく理解されていないようにも感じられます。本シンポジウムでは、農業の政策やビジネス戦略としても重要であるGAPについて正しく理解し、国内外の最新の動向について各講師からご講演いただきます。特別講演では、長年ロンドンに在住している日本人ビジネスコンサルタントが、今まで日本には伝えられてこなかった、ロンドンオリンピックと食品調達に関する”本当のお話”を、講演で直接お伝えします。
また、1月29日から2月6日に敢行されるスペインGAP視察ツアーの速報をお伝えし
ます。詳しくは本シンポジウムのホームページまでご参照ください。
お問い合わせ
(一社)日本生産者GAP協会・事務局
〒305-0035 茨城県つくば市松代3-4-3 A402
Email:mj@fagap.or.jp TEL:029-861-4900 FAX:029-856-0024
担当 田上隆多