CRT日本委員会はSedex Groupと共催で「Sedexを活用するメリット-サプライチェーンCSR情報プラットフォームのご紹介-3回目」のセミナーを東京と大阪で開催いたします。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、サプライチェーンでのリスク管理を行うことは多くの日本企業にとって重要な課題の一つです。企業の調達活動がグローバル化し、サプライチェーンが多様化する中、社会的課題（人権、労働、環境、コンプライアンス等）が予想不可能なリスクとなって企業の運営に重要な影響を及ぼす可能性があります。

企業はこのような不確実なリスクに対処するため、自社の持つ限られたリソースを効果的に用いてリスクの予防・軽減に取り組まなければなければなりません。

日本企業のこのような取り組みを支援するため、2015年2月にCRT日本委員会はSedexとパートナーシップ契約を締結し、CRT日本委員会がSedexの日本における代表窓口として任命されました。今後、SedexとCRT日本委員会は、アジアにおける責任ある調達への意識向上と、サプライチェーンの透明性に向けて日本企業を支援していきます。

Sedexは、世界最大規模のサプライチェーンCSR情報プラットフォームです。会員数37,000社を有し、自社では認識することが困難であり、より高い潜在リスクを有する上流の多次元サプライヤーを把握することができます。このことにより、企業は自社のサプライチェーンリスクをより効果的に管理し、倫理的で責任ある調達慣行に向けて改善していくことができます。

今回のセミナーは4月21日、22日の2日間にわたって東京と大阪で開催されます。東京では新たにSedexの会員となりました花王株式会社より花王のサステナブル調達活動をご紹介いたします。大阪では経済人コー円卓会議の岡田よりSedexの概要をご説明いたします。そして、東京・大阪においてSedex GroupよりTom Smith氏を迎え、Sedexを用いた効率的なサプライチェーンの管理法についてご紹介いたします。

多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

開催概要