【海外ワークショップ開催のご案内】「メガスポーティングイベントにおける責任ある調達の実施」
2018年6月5日、メガスポーティングイベント・プラットフォームと経済人コー円卓会議日本委員会は、「メガスポーティングイベントにおける責任ある調達の実施」と題するワークショップを、タイ・バンコク(アマリ ウォーターゲート ホテル)に於いて開催致します。
本ワークショップの詳細はこちらになります。
本ワークショップは、東京 2020 大会のスポンサー及びサプライヤー(今後、スポンサー及びサプライヤーとなる可能性のある企業も含めて)を対象に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)が昨年3月に策定した「持続可能性に配慮した調達コード(第1版)」(木材、紙、パーム油、水産物といた個別基準を含む)の内容と、その要件を満たすための実例をより良く理解することを目的として実施いたします。
また、この調達コードはサプライチェーン全体に適用されます。多くのスポンサーおよびサプライヤー企業の事業やそのサプライチェーンはアジア(タイ・中国やその他の地域)に広がることから、この要件を満たすことが期待される企業もまた広くアジアに存在するものと思われます。このため、今回、スポンサーおよびサプライヤー企業の本社のみならず、国内外の子会社やサプライヤーの参加を促す目的で、タイ・バンコクにおいて開催することといたしました。
なお、本ワークショップは、組織委員会の調達手続きの一環として開催されるものではなく、また、本ワークショップへの参加が組織委員会との取引を保証するものでも、組織委員会との協働を約束するものでもありません。
ワークショップ実施の背景
近年、組織委員会といったメガポーティングイベントの主催者に対して、メガスポーティングイベントのサプライチェーン上にある人権への負の影響を特定・防止・対処することを求める声が高まっています。これに応えるべく、組織委員会は 2017 年 3 月に「持続可能性に配慮した調達コード」を公表し、ここにおいて人権項目を網羅しています。今、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会がこの調達コードをどのように適用し、そして東京 2020 大会における人権尊重がどのように実現されるかに、高い関心が集まっています。経済人コー円卓会議日本委員会とメガスポーティングイベント・プラットフォームは、組織委員会、スポンサー、サプライヤー企業における人権尊重の取組みを支援するべく、「人権リスクの理解」「実践例の共有」「苦情処理メカニズムの構築と検証」に焦点を当て、活動を展開しています。2017 年 9 月 13 日、東京2020 大会の開催に関わる関係者とともに、人権尊重の実践例、苦情処理メカニズムの構築に向けた課題を共有するためのワークショップを初めて東京で開催しました。実施報告書は、こちらにてご覧いただけます。(日本語/英語)
是非、スポンサー企業およびサプライヤーである自社の本社のみならず、国内外子会社ならびに、またそのサプライヤー企業をお誘いの上、ご参加ください。ご関心がおありと思われる方への転送を歓迎いたします。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。
実施概要
■題名:ワークショップ「メガスポーティングイベントにおける責任ある調達の実施」
■主催:経済人コー円卓会議日本委員会、メガスポーティングイベント・プラットフォーム
■日時:2018 年 6 月 5 日(火)午前 9 時から午後 4 時
■会場:アマリ ウォーターゲート ホテル(タイ・バンコク市内)
■参加費:無料
※日本からタイまでの交通費、および国内移動費は各自ご負担ください。
■使用言語:英語およびタイ語を予定しております。必要に応じて日本語を追加いたします。
■対象:ワールドワイドオリンピックパートナー、東京 2020 オリンピック・パラリンピックゴールドパートナー、オフィシャルパートナー企業、これに関連するサプライヤー、東京 2020 大会に商品やサービスを提供するサプライヤー(その可能性も含めて)の、五輪・CSR・人権・調達部の担当役員および部門責任者。各社 2 名までのご参加いただけます。3 名以上のご参加を希望される方は、お問合せください。
■定員:40 名
■申込締切日:2018 年 5 月 28 日(月)
■申込方法:申込フォームよりお願いいたします。
https://www.ihrb.org/msesupplierworkshop
■連絡先:CRT日本委員会
e-mail:info@crt-japan.jp
電話:03-5728-6365