【無料セミナーのご案内】「OECD責任ある企業行動に関する文書とツール – 日本企業のための最新情報」を開催します。
この度、CRT日本委員会とOECD責任ある企業行動センター(OECD Centre for Responsible Business Conduct)は、11月29日(金)に無料のセミナー「OECD責任ある企業行動に関する文書とツール – 日本企業のための最新情報」を開催いたします。ご案内書はこちらをご参照ください。
OECD多国籍企業行動指針(OECDガイドライン)は、国際的に合意された最も包括的な企業行動基準であり、各国政府が企業に対して推奨する勧告です。2023年に改訂された最新のOECDガイドラインでは、気候変動、生物多様性、技術革新、ビジネス・インテグリティ、サプライチェーン・デュー・ディリジェンス(DD)などにおける企業行動への期待が強調され、近年の進展を反映しています。特に、OECDガイドラインは、企業が気候変動への対応や生物多様性保護において、国際的に合意された目標に沿った行動をとることを促す初の国際基準となった点が注目されます。
OECD加盟国の約75%では、企業がリスクに基づいたデュー・ディリジェンスを実施することを義務づける、または推奨する規制を導入済み、もしくは導入中です。これらの規制の多くは、OECDガイドライン、国連「ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)」、およびILO三者宣言の枠組みに沿った内容となっています。そのため、OECDガイドラインとそれを支えるデューデリジェンスガイダンスを導入することで、企業はリスクに基づくデューデリジェンスを求める規制に対応しやすくなります。さらに、国際的な責任あるビジネス基準に従うことは、企業のリスク管理を改善し、ESGパフォーマンスを強化することで、機関投資家やビジネスパートナーからの信頼を高め、競争力を向上させることにもつながります。
このウェビナーでは、参加者はOECD責任ある企業行動センターから以下のような内容について最新情報を得ることができます:
・2023年版ガイドラインの主な改訂内容
・OECDガイドライン、国連「ビジネスと人権に関する指導原則(UNGP)」およびILO三者宣言との関連性
・これらの国際基準と、グローバル市場における新たなサプライチェーン・デュー・ディリジェンス規制との関係
・サプライチェーンにおけるリスクベースのデュー・ディリジェンスを実施する企業向けのOECDツールの活用方法
当日のご案内は以下の通りです。
◆日 時:
2024年11月29日(金)17:00 – 18:00(日本時間)
◆形 式:
Zoomウェビナー(英語)
◆参加費:
無料
◆言 語:
日本語同時通訳あり
■お申込み:
こちらからお申込みください。
◆お問い合わせ:
弊会のHPのお問い合わせページからセミナータイトル・日時等をお問い合わせ内容欄に明記の上お問い合わせください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
経済人コー円卓会議日本委員会
※本ウェビナーは、アジア地域におけるグリーン、デジタル、レジリエントなサプライチェーンの構築を目指したOECD責任あるビジネス行動プロジェクトの一環として実施され、欧州連合(EU)の資金提供を受けています。本プロジェクトの詳細および最新情報の購読については、以下のリンクをご参照ください:Responsible Business Conduct for Green, Digital and Resilient Supply Chains in Asia | OECD